【感想】夏!キャンプに行きたくなる絵本4選

キャンプ

 夏真っ盛り!

 だけど、緊急事態宣言も出ていて、あまりどこにも行けない日々・・・。

 少し、夏を感じるために、今日は、私が子どもたちと読んだキャンプの絵本について、書いていきたいと思います。

 我が家では、夏は毎年キャンプに行っていました。

 私は、子どもができるまでキャンプをしたことがなかったのですが、夫がアウトドア人だったので、子どもたちと一緒にキャンプデビューをしました。

 ねーこちゃんと初めてキャンプをするとき、キャンプってこういう感じだよ、ということで何冊かキャンプの絵本を読んだので、感想を書いていきたいと思います。

キャンプ関連の絵本

ぼくキャンプへいったんだ

 くまのくまたくんが家族でキャンプへ行くお話。

 キャンプの準備から物語は始まります。

 お父さんは、キャンプの道具をつめ、お母さんはアイスボックスの中におにぎりや野菜、お茶などを詰めていきます。

 くまたくんも自分のリュックの中におもちゃをたくさん詰め込んで、さぁ出発です!

 キャンプ場へ行くまでの道中、キャンプ場での水遊びやお父さんとの草ずもう、そして夜ご飯。

 キャンプに行った日の1日が丁寧に描かれている絵本です。

 若干、絵本にしては文字量が多いかなと感じることと、淡々と描かれていて、私としては少し物足りないなぁと思いました。

 キャンプでの冒険!一夏の成長!などを期待するとちょっと違うかもしれませんが、子どもにキャンプってこういうものだよとわかってもらうにはとても良い一冊だと思います。

 そして、物足りなく感じたのは私だけのようで、子どもはわりと繰り返し読んで、と持ってきていました。

うさこちゃんのてんと

 ミッフィーちゃんとして有名なうさこちゃん。

 これはキャンプの絵本ではありませんが、うさこちゃんがある日、庭にテントを立てることを思いつきました。

 そして、実際に庭にテントを立てて遊ぶことになりました。

 うさこちゃんはテントの窓を開けたり閉めたりして遊んだり、テントの中でお昼ご飯のサンドイッチを食べたり。

 そして、お母さんがプールも用意してくれ、プールで遊んだりしました。

 この絵本を読んだ時、私の家でも家の中にテントを張って遊んでいました。

 なので、絵本の内容よりも「てんと、しってるで!」「なかにはいって ねんねするねん」などとうさこちゃんの絵を見ながらいっぱいおしゃべりをしていました。

 ↑我が家に期間限定で出現したテント。椅子もアウトドア用の子ども椅子でアウトドア気分満載です。

 テントの中でお絵描きしたり、ごろごろ寝転がってキャンプごっこしたり。

 私は、昼ごはんを作っていたらそんな感じでキャンプごっこが始まったので、急遽お弁当箱にご飯を詰めてテントの前でお弁当を食べました。

 そんなうちでの遊びを思い出させてくれる「うさこちゃんのてんと」でした。

はじめてのキャンプ

 小さい女の子のなほちゃん。

 おばさんのおうちで大きい子たちがキャンプに行くという話をしているのを聞いて、「私もいく!」となるのですが、大きい子たちは「ちっちゃい子は だめ!」と言われます。

 ちっちゃい子は重い荷物が持てないし、夜は怖がるから、と。

 なほちゃんはできるもん!ということで、一緒に行くことになりました。

 なほちゃんは重い荷物もみんなに遅れながらも一生懸命持っていきます。焚き木を集めるのも頑張ります。

 だけど、大きい子たちと同じようにはできないのです。

 夜、トイレに行きたくなったなほちゃん。真っ暗な中、1人でトイレに行くのは怖い。

 なほちゃんは、1人でトイレに行けるのでしょうか。

 なほちゃんがキャンプの間に少し成長するお話です。

 これは幼年童話にあたる本だと思います。

 少し長めですが、各ページに絵もありますし、字の量もそこまで多くありません。

 4〜5歳ぐらいからなら読めると思います。

 たった一日の中の話ですが、なほちゃんが頑張っている姿、最後に成長する姿にグッとくるものがあります。

 とても良い絵本で、キャンプに興味がなくてもとても楽しく読める絵本だと思います。また、絵本から幼年童話への移行にも最適な一冊だと思います。

↑絵本から幼年童話への移行についても紹介しています

キャンプ!キャンプ!キャンプ!

 友達の家族と川辺でキャンプをするお話。

 躍動感のある絵で、テント設営、川遊び。

 これぞ!夏のキャンプの醍醐味!みたいなのがギュッと凝縮された絵本です。

 最後に、明け方お父さんに起こされてカブトムシやクワガタを取りに行くのもよかったです。

 これを読むと楽しそうだなぁ、行きたいなぁと思いますし、行った後に子どもと読んでもキャンプ楽しかったね、となる、そんな絵本です。

またいつか絵本を持って、キャンプへ行こう

 他にもキャンプの絵本はたくさんあります。

 のらねこ軍団の作者さんが書かれている「ピヨピヨ はじめてのキャンプ」やおさるのジョージシリーズのキャンプのお話。

 キャンプのドキドキワクワク感、外でしかできないようなキラキラした遊び、「はじめてのキャンプ」のなほちゃんのような、子どもが一回り大きくなったような成長。

 そんな物語がキャンプの絵本にはつまっているように感じます。

 今年の夏は、緊急事態宣言も出ており、なかなか自由に遊びに行くことは難しいですが、またキャンプに行けたらなと思います。

 それまではキャンプの絵本を子どもたちと読んで、夏を感じておきたいなと思います。

 夏っぽい、おばけの絵本の感想も書いています↓

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